栗瀬裕太オフィシャルサイト

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「シーズンイン」

皆さんご無沙汰しております。久々にブログアップです。

今年は年明け1月3日に初詣直後に初乗りに行ったダートジャンプでライディング中に空中でバーから手が外れ、そのまま体勢を戻せないままクラッシュ。
顔着(1)新年早々、顔着で上唇に穴が開き、少しの時間意識が飛びましたが、そんな事よりも鎖骨がポッキリ…..、泣 最悪の年明けとなりました。
鎖骨レントゲン(1)っと言う事で、YBPの準備で年末年始は帰れないと言っていた大阪に戻り双愛病院へ、「あぁ、栗瀬君いらっしゃい!(^^)ベッドいつもの所空いてるで♪」と馴染みの看護師さんに言われて何年振りかの入院生活スタート。大内さんと今回の病室は向かえのベッドに、ウェイクボーダーの大内さんと消防士の坂上さんというメンバーで初日から和気あいあいで、楽しませて頂きました。
オペ(1)サクっと院長のゴッドハンドでオペは無事終了。鎖骨レントゲン(2)パッチリくっ付けてガッチリ固定。リハビリリハビリ初日からウソみたいに肩の方は動き、大谷先生もビックリ!そんな事よりも太り過ぎと言う事で、有酸素運動/体幹トレーニングメニューと食事制限+禁酒(当たり前)で2週間で5キロ減量。O.P.Jウェア今回も入院中は遠くからBMX・MTB関係の友人を筆頭に各ジャンルの関係者の方達や地元の友人達まで、いろんな人にお見舞いに来て頂きました。さらにBMXレジェンドから激励グッズも届き「頑張らなくては!」と励まされた2週間でした。

諏訪に戻ると同時に「YBP」はちょうど完全に雪解け完了したところでした(^^)
点圧前リハビリも兼ねて越冬で荒れたコースの修復作業スタート。点圧後写真上はBMXストリートライダー「菊池まさひと」。現在「YBP」近くでバイト中と言う事でちょくちょく手伝いに来てくれています。

NEWOfficeメインスポンサーのモトクロスインターナショナルさんのニューオフィス可動初日にお邪魔し「mongoose」での今シーズンの契約を無事に完了させ、ライダー業の方の準備も並行して忙しくなっています。

リベンジTDそんな中、院長から「バックフリップ禁止令」が下されながらも、先日骨折したジャンプへ行き原因となったトリックに再チャレンジして来ました。無事リベンジ終了 気持ちを切り替えました!!

国内では受け皿が小さい「ダートジャンプ」や「BMXレース」の「世界を目指すトップライダー達」へ向けての「ハイレベルトレーニングパーク」として「YBP」の造設をスタートさせてあっと言う間に一年が経ちました…、

まだオープン出来るまで様々な課題もありますが、この1年間で「僕たちが走る機会は作ってもらえないのですか?」という一般ライダーの方からの問い合わせを数多く頂いてきた事もあり、オープン前のこのタイミングに先行で(株)ダイナコさんに運営をお願いし、リゾート施設の「ネオオリエンタルリゾート八ヶ岳高原」さんに設備協賛をして頂ける事になり、ショートダウンヒルレース「八ヶ岳カップ」を開催する事になりました!!
コースは実際のレーストラックのジャンプ&バームセクションも数カ所使用し、ハードなセクションを迂回させるラインの「今大会のみ特設コース」となっています!!是非興味のある方はこの機会に「YBP」を生で観てもらえればと思っています!!

※あくまでも「イベント日のみの一般開放」です。本来の施設としての造設作業は引き続き行われて行きますので、事故、トラブル防止の為、「大会日以外は関係者以外立ち入り禁止」となりますので、みなさんのご理解ご協力をお願いします。

年越し

みなさんまたまたご無沙汰してました!!2012年はなかなか更新できなくてすみませんでした。

2012シーズンはライダー業と並行し自身の自転車人生で最大のチャレンジ「YBP(Yuta Bike Park)」の造設作業をスタートさせ、気が付くとあっという間に終わってしまった1年でした。

そんな中、年越しを目前とした12月30日に自身の番組「Dirt Bike Channel vol.12」の前編・後編がアップされました!!しかも初回からの全番組放送分がYou tubeの公式チャンネルに移管され、今まで以上に視聴しやすくなっています!!

っということで「ブログ更新率がグンと下がってしまった時期から今日までのYBPでの僕の1年間」をここでも動画でお伝え出来ることになりました!!お正月番組に飽きた時で良いので、是非このムービーを皆さん観て下さい!!


当然全員半端無く凄かったわけで、特に大御所勢のライアンとナスティーが終止全開でライド。パットは今時の回転系大技中にトリック入れまくりで、衝撃だったのはエナーソン。彼はこのサイズのキャニオンジャンプをノーブレーキでバックサイドにタップしてスピードコントロール!?ライアンが「あれは凄いっ!!」と大騒ぎでした。いやいやあんたも凄かったから….、(^^;)笑 あとセスの「360°インバート」激シブです。彼もノーブレーキ。 

そして「デニス・マッコイ」

彼の「バックフリップ」を観たい一心で、初めて一人で京阪電車に乗り会場へ向かった「94年の大阪城ホール」。
DMC94,大阪城ホール(当時11歳の僕が観客席の1番前から撮った「生バックフリップ」です。ランプ上はジャニー氏:左とE氏:右)
彼のこのフリップが僕のその後のライダー人生を大きく変えました。ショーの直後サインがどうしても欲しくてデニスを追いかけて裏口へ入ろうとした僕は、当然ガードマンに止められてしまったのですが、なんと彼はそれに気づいて僕を呼び寄せ楽屋まで連れて行ってくれて、サインをしてくれた後、mongooseやODIなどのステッカーをいっぱいくれました。もう子供だった僕は緊張と感動で何がなんだか。泣 「サンキュー」の一言を口から絞りだすので精一杯のガチガチの僕の頭を彼が撫でてくれた事は今でも忘れられません。

あれから約20年….、まさか自分が作ったフィールドにデニスが来て、彼に自分のフリップを観てもらう事になるなんて思ってもいませんでした。ジャンプ全然飛べなかったけどひたすら乗ってたあの頃の自分に今回の光景を見せてあげたいです。自転車やって来てホンマに良かったです。

そして隣接して造って来た「UCI BMX SUPERCROSS」対応の「トレーニングレーストラック」も完成まで「スタートヒル」を待つのみとなり、第1バームからゴールまでは既に日本を誇るBMX・MTBトップライダー数名とテストライドを重ね、彼達の意見を取り入れ世界レベルのコースが出来上がって来ました。

レーストラックの方もKODライン同様、半端無いレベルのものになっており、近年「UCIスーパークロス」に参戦してる日本人トップレーサー達の凄さを改めて自身で実感する毎日でした。

僕はSPDペダルでフルアタックでギリ。笑 改めて世界は凄いと感動しています。

ライダーとしても今年は忙しく、通常のレース・イベントスケジュールの合間にはこんな仕事もしておりました☆

俳優さんの代役で学生服での「ママチャリ」スタント。しかも初日から市販のママチャリ(スペア無し)で「2メーター生け垣ドロップ」のシーン撮影。ホークがチョッパーにならない様にソフトに着地すのは至難の技でした。
ロケ2日目何が1番難しかったかと言いますと、最後のウィリーのシーンで何回やっても学生ズボンは滑るし、ママチャリハンドル全然前上がらへんし一回も出来ないままやけくそでトライした本番だけ奇跡的に成功「またまた出来ないフリしてぇ、魅せますねぇ。」とスタッフの方達から突っ込まれるも、こっちはミラクルで内心バクバクのカットでした。笑 数日に渡ってのロケになり、毎日常に「学ラン」を着てたのでもう少しで高校生に戻るとこでした。主人公役の中島君は頑張り屋さんで際どいアクションも果敢にチャレンジしてました!最終日はロケバスでヒロイン役の有村架純ちゃんと一緒でしたが、可愛いかったぁ..。気さくな子で話しながら学ランのせいで高校生みたいにドキドキしました。笑

数日後には地元大阪へ移動し、大阪城ホールで開催された大型音楽フェス「LOVE 1」にBMXデモのメンバーとして参加してました。LOVE ONE(2)上は当日のリハーサル時のステージ上でのショット。ライダーはスポットの当たる中、クレーンで両サイドから登場し、そのままクレーンから飛び降りてデモスタートという流れを入念に打ち合わせしました。僕らの次はアーティストのBENI氏、KARAとリハーサルは流れて行き、開演直前の緊迫した時間でした。
LOVE ONE(3)隣の楽屋には「KARA」。イベントの合間に出演者達の食事スペースに居たら「おちゅかれさまでしぃたぁ」と挨拶されたので振り向いたら、それが「KARAのスンヨン」だったので!!焦って食べてた「そば」をのどに詰まらせかけるもなんとか挨拶をしようとしたら、とっさになぜかぼくもカタコトになってしまいました。
LOVE ONE(1)ストリート・フラット共に蒼々たるメンバーが集結。1万人を超す観客の中でのパフォーマンスはミスが許されないプレッシャーの中ではありましたが最高の2日間でした。

そんな感じのイベントやレース遠征が終われば急いで長野に戻り、翌日からまたYBPで作業そして週末にはまた遠征という流れでこのシーズンはあっという間に終わってしまいました。

とにかく「BMXレース」「ダートジャンプ」の2つの日本のトップライダー達に向けたこのフィールドのプロジェクトの意味を理解し、支援・サポートし、見守って来て頂いたスポンサーの方達や先輩や後輩ライダー仲間、ファンの人達、家族、全ての方に感謝の気持ちで一杯の1年でした。

来シーズンにきちっとした形でオープンするため、年明けからさらに忙しくなりますが引き続き頑張って行きます!!
2012mongoose☆それではみなさん良いお正月を!!☆

この半年間…..

みなさん大変ご無沙汰してました。

先日9月4日に放送60回を迎えたY’sチャンネルさんに生出演し、番組内で「自身の半年間の動き」と「近年のダートシーンへの思い」について初めてメディアの前で話させて頂きました。是非この放送をみなさん観てください。


Video streaming by Ustream

写真は作業初日の重機到着時のものです。ご覧の通り路面が凍結し積載車は目の前でスリップしたまま側溝へ…..、とにかく初日からアクシデントだらけの半年間でした。
僕は「1、プロライダー個人」として去年の夏からの準備期間を経て、強力なスポンサーの支援のおかげで、真冬の2月末から半年かけてスーパークロストレーニングトラック/KODラインを造設して来ているわけですが、そんな中、昨日九州にBMXスーパークロストラックが建設されるというビックニュースが発表されました!!日本のBMXレースシーンに確実な追い風が吹いて来ています。こちらのトラックの方はレース開催を目的としたトラックという事で、資金もスタッフもしっかりした形での造設になるという事です!ロンドンのBMXで日本人の勇姿が観れなかったのが本当に残念だった中、このニュースは本間に嬉しいし、どれだけの物が完成するのか楽しみです!

されど僕のトレーニングトラックも8人幅ではないですが、とんでもないレベルの内容がほぼ完成してきています!!最長11メーターキャニオン。オレは飛べるのか?(^^;)写真は最終ストレートにあるヒップセクション(川越え)です。これが一番小さいジャンプになっています。

さらにKODラインもとんでもない物がほぼ完成しています!!日本で僕が飛んだ事が無いレベルのラインになっていて、先日初トライは1発目ブッ刺さってふっ飛んでしまいました!?(笑)
僕のレベルでは初日はビビって空中で何も出来なかった。このラインで、常に抱き続けて来た、僕のまだまだ遠い夢の一つ「Dew Tour Dirt Final出場」に一歩近づきました。
パークの詳細はまたUPします。