栗瀬裕太オフィシャルサイト

年越し

みなさんまたまたご無沙汰してました!!2012年はなかなか更新できなくてすみませんでした。

2012シーズンはライダー業と並行し自身の自転車人生で最大のチャレンジ「YBP(Yuta Bike Park)」の造設作業をスタートさせ、気が付くとあっという間に終わってしまった1年でした。

そんな中、年越しを目前とした12月30日に自身の番組「Dirt Bike Channel vol.12」の前編・後編がアップされました!!しかも初回からの全番組放送分がYou tubeの公式チャンネルに移管され、今まで以上に視聴しやすくなっています!!

っということで「ブログ更新率がグンと下がってしまった時期から今日までのYBPでの僕の1年間」をここでも動画でお伝え出来ることになりました!!お正月番組に飽きた時で良いので、是非このムービーを皆さん観て下さい!!


当然全員半端無く凄かったわけで、特に大御所勢のライアンとナスティーが終止全開でライド。パットは今時の回転系大技中にトリック入れまくりで、衝撃だったのはエナーソン。彼はこのサイズのキャニオンジャンプをノーブレーキでバックサイドにタップしてスピードコントロール!?ライアンが「あれは凄いっ!!」と大騒ぎでした。いやいやあんたも凄かったから….、(^^;)笑 あとセスの「360°インバート」激シブです。彼もノーブレーキ。 

そして「デニス・マッコイ」

彼の「バックフリップ」を観たい一心で、初めて一人で京阪電車に乗り会場へ向かった「94年の大阪城ホール」。
DMC94,大阪城ホール(当時11歳の僕が観客席の1番前から撮った「生バックフリップ」です。ランプ上はジャニー氏:左とE氏:右)
彼のこのフリップが僕のその後のライダー人生を大きく変えました。ショーの直後サインがどうしても欲しくてデニスを追いかけて裏口へ入ろうとした僕は、当然ガードマンに止められてしまったのですが、なんと彼はそれに気づいて僕を呼び寄せ楽屋まで連れて行ってくれて、サインをしてくれた後、mongooseやODIなどのステッカーをいっぱいくれました。もう子供だった僕は緊張と感動で何がなんだか。泣 「サンキュー」の一言を口から絞りだすので精一杯のガチガチの僕の頭を彼が撫でてくれた事は今でも忘れられません。

あれから約20年….、まさか自分が作ったフィールドにデニスが来て、彼に自分のフリップを観てもらう事になるなんて思ってもいませんでした。ジャンプ全然飛べなかったけどひたすら乗ってたあの頃の自分に今回の光景を見せてあげたいです。自転車やって来てホンマに良かったです。

そして隣接して造って来た「UCI BMX SUPERCROSS」対応の「トレーニングレーストラック」も完成まで「スタートヒル」を待つのみとなり、第1バームからゴールまでは既に日本を誇るBMX・MTBトップライダー数名とテストライドを重ね、彼達の意見を取り入れ世界レベルのコースが出来上がって来ました。

レーストラックの方もKODライン同様、半端無いレベルのものになっており、近年「UCIスーパークロス」に参戦してる日本人トップレーサー達の凄さを改めて自身で実感する毎日でした。

僕はSPDペダルでフルアタックでギリ。笑 改めて世界は凄いと感動しています。

ライダーとしても今年は忙しく、通常のレース・イベントスケジュールの合間にはこんな仕事もしておりました☆

俳優さんの代役で学生服での「ママチャリ」スタント。しかも初日から市販のママチャリ(スペア無し)で「2メーター生け垣ドロップ」のシーン撮影。ホークがチョッパーにならない様にソフトに着地すのは至難の技でした。
ロケ2日目何が1番難しかったかと言いますと、最後のウィリーのシーンで何回やっても学生ズボンは滑るし、ママチャリハンドル全然前上がらへんし一回も出来ないままやけくそでトライした本番だけ奇跡的に成功「またまた出来ないフリしてぇ、魅せますねぇ。」とスタッフの方達から突っ込まれるも、こっちはミラクルで内心バクバクのカットでした。笑 数日に渡ってのロケになり、毎日常に「学ラン」を着てたのでもう少しで高校生に戻るとこでした。主人公役の中島君は頑張り屋さんで際どいアクションも果敢にチャレンジしてました!最終日はロケバスでヒロイン役の有村架純ちゃんと一緒でしたが、可愛いかったぁ..。気さくな子で話しながら学ランのせいで高校生みたいにドキドキしました。笑

数日後には地元大阪へ移動し、大阪城ホールで開催された大型音楽フェス「LOVE 1」にBMXデモのメンバーとして参加してました。LOVE ONE(2)上は当日のリハーサル時のステージ上でのショット。ライダーはスポットの当たる中、クレーンで両サイドから登場し、そのままクレーンから飛び降りてデモスタートという流れを入念に打ち合わせしました。僕らの次はアーティストのBENI氏、KARAとリハーサルは流れて行き、開演直前の緊迫した時間でした。
LOVE ONE(3)隣の楽屋には「KARA」。イベントの合間に出演者達の食事スペースに居たら「おちゅかれさまでしぃたぁ」と挨拶されたので振り向いたら、それが「KARAのスンヨン」だったので!!焦って食べてた「そば」をのどに詰まらせかけるもなんとか挨拶をしようとしたら、とっさになぜかぼくもカタコトになってしまいました。
LOVE ONE(1)ストリート・フラット共に蒼々たるメンバーが集結。1万人を超す観客の中でのパフォーマンスはミスが許されないプレッシャーの中ではありましたが最高の2日間でした。

そんな感じのイベントやレース遠征が終われば急いで長野に戻り、翌日からまたYBPで作業そして週末にはまた遠征という流れでこのシーズンはあっという間に終わってしまいました。

とにかく「BMXレース」「ダートジャンプ」の2つの日本のトップライダー達に向けたこのフィールドのプロジェクトの意味を理解し、支援・サポートし、見守って来て頂いたスポンサーの方達や先輩や後輩ライダー仲間、ファンの人達、家族、全ての方に感謝の気持ちで一杯の1年でした。

来シーズンにきちっとした形でオープンするため、年明けからさらに忙しくなりますが引き続き頑張って行きます!!
2012mongoose☆それではみなさん良いお正月を!!☆